この傑作も、しばらくさよならかも。/ F.O.B. FACTORY F2378 "SELVEDGE DENIM 2nd JACKET" (2022.05.05.) [OUTER]
みなさん、こんにちは。
いよいよゴールデンも終盤です。
きょうはもうアチーくらいに。
やっとらしいかんじになりました。
そんな中、
きのうの夕方にはちょっとびっくりしたことが。
ローカルニュースなんですが、
立て続けに二人の知り合いが画面に登場。
まずは柏崎でテントの修理工房を営むKさん。
このひとは伝説のテント、MOSSの修理については世界的。
その流れでMSRについてはもうほぼ公式。
もちろん、あらゆるテントをやってくれます。
ワタシは昔のノース・フェイスのVE24の再防水と、
ヒルバーグの3シーズンテントに、メッシュ部分を隠す、
ジッパーつきの窓を付けてもらいました。
これで厳冬期のヤバいところ以外はだいじょうぶに。
ひとりでやっているので時間はかかりますが、
その仕上がりは見事なんです。
そのあとのニュースでは、
高校の同級生で、いまは大学教授のWが。
このときワタシは夕食のソバを茹でていたんですが、
見てたカミさんが、
あああああああ!と叫んで教えてくれました。
いくらローカルニュースでも、
まさかこんなことがあるとは。
WKN、また寄ってね。
てなわけで本日のご紹介は、
しばらくごぶさたしそうな
このデニム・ジャケットを。
FOBの傑作、デニム2ndです。
われわれスタッフ全員が愛用してるコイツ。
日本最初期の力織機、
豊田自動織機GL3で織られた
14ozデニムの2ndジャケットです。
経糸を極めてローテンションで織ることができるGL3。
幻の力織機と呼ばれ、
現行日本で使用されてる最も古い織機です。
現存する物は数台しかなく、
さらに長年の経験による職人の調整が必要なもの。
そのビンテージ織機で製作されたこのデニムは、
表面に浮かび上がる独特のムラ感と
ザラついた質感を持った素晴らしい仕上がり。
ところがこの生地が、
諸所の問題で生産がストップしているんです。
いまのところ次の納期の見通しがまったく立ってないそうで。
だからみなさん。
あるうちにぜひ。
きょうは自前をコバヤシが、
コンナカンジデ。
リネンチェックのスティアンコルのプルオーバー。
FOBのHBTペインターに、
これも次回入荷がまったく未定、
赤茶のセッター#8875。
おなじく貴重になりそうなMADE IN U.S.A.、
フィルソンのリュックと。
みなさん。
世界的にものつくりの現場は、
きびしい状況のところが多いです。
知らないうちに、もう作れなくなったものも多数。
手に入るうちにぜひ。
F.O.B. FACTORY F2378 "SELVEDGE DENIM 2nd JACKET" ¥26,400
SHIRT / SOUTIENCOL "RE-MAKE POLO" #211008 ¥23,980
PANT / F.O.B. FACTORY F0485 HBT PAINTER PANTS ¥14,300
SHOES / RED WING #8875E "ORO-RUSETT" ¥41,790
PACK / FILSON " RUGGED TWILL RUCKSACK" ¥57,200
けさのおさんぽ
きょうは大学の後輩夫婦が。
マロのときからかわいがってくれてます。
タナベ
2022-05-05 12:12
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