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ブークレなジャケットと自前モッズ・コートを。(2020.11.10) [OUTER]

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みなさん、こんにちは。141です。

昨日のお休みには、クマちゃんの心配のない近くの公園周辺を、

ポタリング(自転車でブラブラ)。

低いところの木々も少しづつ色付いてきました。

今日の新潟市の最高気温は10℃ですから、今週でグッとまた

紅葉が進みそうですね。

重ね着も楽しいシーズン真っただ中ですね!


というわけで、今日はこちらのコーディネートを。bo s (27).JPG

CANDIDUM "BOUCLE LIGHT JACKET" ¥27,500

本日のメイン・ディッシュはこちら。

カンディデュムのブーでクレなジャケット。

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"ブークレ"はフランス語で輪という意味です。

名前のとおり表面をループ状に起毛させた生地。


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ソフトで軽く、伸縮性もあって着心地バツグン。

ウール/ナイロンのジャージー生地みたいな感じです。

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今日はそれを、自前のFOBのM-51 PARCA SHELLとあわせてみました。

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モッズ+アイビー的な雰囲気で。


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スメドレーのVネックにF.ミルズのネクタイをちょろ見せ。

ネクタイとパーカのオリーブをあわせています。


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雨風に打たれ、まだまだですが少しアタリも。

もちろん撮影用に洗濯しております。


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裾をちょっと絞ると、変化がついていい感じ。

Sサイズ=完売。

WEB上では、M.L.は常に揃っているように見えますが、

実は完売→補充をちょろちょろと繰り返しております。

メーカー在庫も大分少なくなってまいりました。


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定番のFOBのピケパンに、サイズの揃ったパラブーツのランス。

アメリカでもイギリスでもフランスでも日本でもないような、、、

あるような、こんなミックスな感じが好きです。

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このブークレ・ライト・ジャケット。

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その名の通り、

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軽くて

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伸縮性のある生地です。

カーディガン代わりに使えるジャケット。

薄手ですが、こんな風に薄手同士、スメドレーに合わせると

意外と暖かいです。

1+1=2 ではなく2.8くらいの暖かさ。


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色違いのグレーも上品な感じ。

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一応髪もグレーであわせてと。。

下品な人間も、まぁまぁそれなりに見えるのも、

やはり洋服のお蔭でございます(笑)。


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☆COAT F.O.B. FACTORY F2402 "M-51 PARKA SHELL"  ¥35,200

☆JACKET CANDIDUM "BOUCLE LIGHT JACKET" ¥27,500

☆KNIT JOHN SMEDLEY "SHIPTON" SILVER ¥33,000

☆NECK-TIE FRANKLIN MILLS "FR-003"  NAVY/OLIVE ¥10,780

☆BOTTOM F.O.B. FACTORY F1134 "PIQUE 5P PANT" ¥13,200

☆SHOES PARABOOT "REIMS"  ¥71,500

晴れ間を見て、こんな感じで街をベスパで流してみたいですね~。

原付免許しかありませんが。



☆OMAKE 『プロジェクトB ある男の挑戦』




これは、ある男”B"の挑戦の物語である。


ここに一枚の写真がある。

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満足そうな笑顔を見せる男の姿がある。

2019年6月。

無謀にも、経験のないハーフ・マラソンに果敢にも挑戦した”B"

腰に病を抱え、まったく練習が出来ない中で臨んだ、ハーフ・マラソン。

大会前日の彼の発言に誰もが耳を疑った。

『今日に備えて、砂浜を10キロ走りました!』

腰痛の身体で、しかも前日。

誰もがおもった。

『バカじゃね~の』と。

しかし、彼の考えは違った。

今日のためになるとかならないではないんです。

いかに努力したかなんです。

そして、彼はやり遂げた。

無謀に思えたこの挑戦も、見事完走。

そして、またここにドラマが生まれる。


2020年10月。

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いつものように、待ち合わせに遅刻する男の姿。

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最後尾最有力候補なので、リフレクター装着。

この日は、新潟県中越~上越地方のツーリングだ。

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そして、男の前に立ちはだかる、強力なライバル。

半年前まで、うんこちんちん小学生に負けるわけにはいかない。

男は、奮い立った。


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戦いの火蓋は、切って落とされた。


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『この"たんね"って、なんのことっすか?』

と男は尋ねた。

『バカヤロ~、ここの地名、谷根だよ。』

つい10分ほど前に、地図を手にルート説明をしたばかりなのに。。

『たんねーのはお前のア◎マだよ~。』

そう言いかけて、141はぐっと唇を噛んだ。


そしてその5分後、最初の試練が訪れる。


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スタート15分後で、タイヤの空気が抜けた。

『タイヤに空気入れたのいつ?』

『昨日の夜です。』

『その前に乗ったいつ?』

『半年くらい前です。』

ほったらかしの自転車に前日に空気を入れるストイックな男の姿があった。

原因は、虫ゴム(米式バルブ)が完全に腐っていた。

『お前、虫ゴム持ってる?』

『いや~、スンマセン、スンマセン』

虫ゴム必要のない(仏式バルブ)の141が、そっと虫ゴムを手渡す。

あれだけ整備はしっかりと、と口を酸っぱく言ったのに・・・

まったく無視、、虫ゴムだけに。

もしや、141を立てるための行動なのか。


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修理を終え国道、いや『酷道』に入る。


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荒れ放題の、文字通りかなり悪いコンディション。

遅れに遅れながらも、なんとか付いてきた男が、

下り坂を前に驚くべき行動を。


停止状態からいきなり、まるで、ツールド・フランスのラスト・スパートのように、

下り坂を一気にスパートする男。


完全に男の姿を見失った。

あの男に”恐怖心”はない。

あのガレた道を漕ぐ勇気は、我々にはなかった。



しかし、心配は杞憂に変わった。

なんのことはない、また登り坂があれば、その男に

追いつくことは簡単だった。


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栗の木の下で休憩。

落ちていたイガの中身は全て空だった。

ここで離れて2人を見ていると、ライバル同士友情が芽生え始めていた。

B 『中学生の時に3日で身長が5センチくらい伸びてさ~』

B  『そのときバキバキって骨が鳴る音がマジで聞こえたんだよ~』

チビ 『え~、それでどうしたの?』

B  『3日くらい起き上がれなかったときに、お父さんがCDを買ってくれて・・・』

と、父親のありがたみを、説く男の姿が。

父子ツーリングをうらやむうちに、自分の幼い時をおもいだしたらしい。


しかし、ほんとだとしたらスゴイ話だ、コイツはやはり只者ではないと、

感じる141であった。

後日確認したら、どうやらホントらしい!


今日はここまで。


ではでは、また。


141

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