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軍パンに合うシャツを作りました!NORTH OF HEAVEN(2022.08.25) [SHIRT]

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みなさん、こんにちは。141です。

まずは業務連絡です。

レッドウィングのポストマン、#101の補充が入りました。

これでサイズもバツっと揃いましたよ~。

これから、少し重めのコーディネートや
ビジネスにもバッチリでございます。
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今日も朝から過ごしやすいですね。

中学生のチビどもは今日から新学期。

我々の世代では、
新学期というと、やっぱり9月1日から。

まだまだ馴染みませんね。

ワタシの父の時代では、
新学期に気温が30℃を超えると休校になったそうです。

今だったら、休校続出?!

そんだけ温暖化が進んだ、
ということでしょうかね。

ワタシの子供の頃にくらべても、
確実に暑い夏になっているようです。
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今日は新商品のご案内ではなく、
こちらのシャツをちょっと。。








お蔭様で、大好評で終了した、
NORTH OF HEAVENのカスタム・シャツ・オーダー会。

7月上旬には、出来上がりがお客様の手に渡り、
ガンガンとご愛用されていることとおもいます。

そんなワタシも、
いつもとちょっと趣向を変えたシャツを作ってみました。

非常に調子がよく、着用していると

『それは?』

とお声掛けいただくことも多いです。

題して

『軍パン・シャツ』

なんじゃそれ?!

軍パン生地仕立て?

カーゴ・ポケット付きシャツ?

いやいや、いくらなんでも。

最近、軍パンやペインター・パンツなど
太めのパンツを履く機会が増えました。

それらに合うシャツを作ってみようと。

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襟はラウンド・カラー。

ハードなイメージの軍パンに、
柔らかなエッセンスを+、というコンセプト。

普通のラウンド・カラーよりも、
若干スクエアなカットがお気に入り。

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補強付きの本格的な作りの
本前立て仕様で。

アウト(裾出し)で着ようかと。

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本前立てのみ選択できる、
手の込んだガセット。

さりげなくチラ見せ。

といいながらガン見せします(笑)。

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カフは少し薄めに。

通常8センチ→6センチに。

カフ周りも少し緩めにして、
リラックス感を。

職人の手によるギャザーもポイント。

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バックもそれに合わせて、
ギャザー仕立てに。

いつものBDとは、
ひと味違う仕上がりとなりました。

ディティールの違いは一目瞭然。

でも、肝はここから。

サイジングです。

定番BD(ホワイト)との比較を。

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基本はやっぱりBD。

まずはここから。

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軍パンに合わせてみると、

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こんな感じ、ベーシックです。

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どちらかというと、タック・イン(裾入れ)
するとバランスいいですね。


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それに対し、こちらのラウンド・カラー。

ボディはいつもより2サイズUP。

それ『だけ』だと、古着を着ているみたいに、
ただの『大きい』シャツになっちゃいますね。

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そこで肩周りは、いつも通りのサイジングに
幅を詰めて調整。

ボディはオーバーサイズでも、
ルーズに見えません。

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でこんな感じに。

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太いパンツに合わせても、
裾回りが引っかからずに、自然にストンと。

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その分着丈はやや短く。


生地は三子糸のオックス・フォードで
したてました。

ガシっとした素材感。


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FOBのフレンチ・カーゴ&シャンボードに
ぴったんこ。

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☆ROUND COLLAR 本前立てのシャツ  イシイ私物

☆BOTTOM F.O.B. FACTORY F0504 "M-47 FRENCH CARGO"

☆SHOES PARABOOT "CHAMBORD" ¥79,200

これだけだと、ただのシャツ自慢(笑)。

これをベースにさらに改良を加え、
店頭販売用も展開できたらな~、と
いろいろと動いております。

ご期待ください!


☆OMAKE 『夏休みの終わりは美術館へ』

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虫捕りやチャリンコ、
いつもはバカデミックな141家ですが、
夏休み最終日は万代島美術館へ。


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広いスペースに膨大な量の作品。

しかも写真も撮り放題。

静謐な空間ででパシャっとやられると
ちょっとアレだけど。

割とカジュアルな環境で、
みなさんワイワイやるのはちっとも気にならない。

こういうテーマの展示には、
またこれもいいんではとおもいました。

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下描きに下からライトを当てて、
重ねた本稿に色を塗るんだとか。


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ここは著名人コーナー。

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しっかし、いろんな方を描いてたんだな~。

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これも!

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いや~、映画ってほんとうにいいもんですね!

水野晴郎です。

いやキング牧師です。


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これは80年前後がモデルだな。


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これのどこが?

うちに帰ってから調べてみました。

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解説にほんのちょこっとイラストが。

すごいですね~。

ほんと細かい作品まで網羅している。


和田誠さんといえば、

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文春砲、いや文春のまさに壁。

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いろんなものを題材に。

こんな感じで毎週描いてた?

ほんとすごい。

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イラストだけではなく
『週刊文春』の字体も完成されていたことに
気づかされました。

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1号で手紙を咥えた鳥が、

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2000号では。


商業デザインもいろいろ、

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有名すぎる作品だけど、
ハイライトにハイライト、なんつって。


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本の装丁も、ものすごい数。

でもこれは、なぜか展示なし。

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これも我が家で確認。

すると中に新聞の切り抜きが。


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そーだ、状況が落ち着いたら行こうと、
思っていたんだ。


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駆け出しのころの作品だそうですが、
ちゃんと会場にはありました。

それにしても、ギャラが五千円だなんて!


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お土産はマグカップを。

いつかJAZZ喫茶バードで、
珈琲を啜りたいですね。




ではでは、また。

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