JOSEPH MALINGE "ATERA" VEAU GRAIN MARRON MADE IN FRANCE (2023.09.24.) [SHOES]
みなさん、こんにちは。
きょうもさわやかな秋晴れのノーザン界隈。
もう、キモチいいったらありゃしない。
サイコーサイコー。
これからこういうかんじが続くといいなぁ。
ジジィになったら、
秋がいちばん好きな季節になりました。
服もいろいろ着れるし。
うれしいよぉ。
てなわけで本日のご紹介は、
そんなみなさんにおすすめしたい、
このすばらしいフレンチ・シューズを。
"フランス最後の名靴"
ジョセフ・マランジュ。
130年もの歴史を誇る、
フランスの隠れた名ファクトリー。
日本であまり知られていませんが、
名だたるブランドのOEMを手掛けてきました。
あのコルテがレディー・メイドを始めた当初、
グッドイヤー製法のモデルはほぼここが担当。
しかしもともとはビスポークの乗馬靴や、
カントリー・ブーツなども得意だったんです。
最近では取り扱うショップも増えて、
われらとしてもうれしい限り。
われらも扱い始めて3年目。
6つのスペシャルなモデルを作ってきました。
で、今回は新たなモデルが2つ同時に来日です。
きょうはまずコイツを。
いわゆるひとつのチロリアン、
アテラでございます。
今回のアッパーは、
ここんちのストックにはない、
明るめマローンのグレイン・レザーをリクエスト。
もちろん、タンナーは名門デュプイ。
コレ、以前にジャボティンでも作ってもらいました。
もうストックもあまりないということだったんですが、
輸入元のTKMTさんのご尽力でなんとか確保。
すばらしい仕上がりの1足が誕生しました。
検品した氏がしみじみと、
自分用もオーダーしたかった、と。
ぜひそれは次回に(笑)。
とにかく最高の質感。
このくらいのトーンの茶色って、
使うクリームの色でも楽しみが広がります。
ワタシの好みは、ワントーン深い色。
コイツにDBR色のビーワックスを使っていくと、
少しずつ濃い色合いに。
そのバランスがなかなかなんです。
それはさておき、
作りも丁寧ですばらしい。
定評のあるノルウェージャン・ウエルトの美しさ。
このステッチ・ワークは見事です。
そしてコレのポイントがもうひとつ。
デッキシューズによくみられる、
ヒールキッカーを。
これもなかなか手が込んだ仕様。
でも、実際に脱ぐときは使わないでくださいね。
当然、袋ベロ。
クッション性と耐久性に優れたドルフィン・ソール。
もちろん、オールソールも可能典明。
で、ソッコーで下ろしやがったコバヤシが、
コンナカンジデ。
今季はモールスキン仕立て、
スティアンコルのワークベスト。
カンクリーニの大きなパターンのチェック生地。
一枚一枚同じ柄がないスティアンコルのシャツ。
FOBのピケ5Pに、
ビリンガムのタットン・トート。
キモチのいいものを身に着けておでかけしましょう。
いいもの着てると運気も上がりますよ。
JOSEPH MALINGE "ATERA" VEAU GRAIN MARRON ¥85,800
VEST / SOUTIENCOL "MOLESKIN WORK VEST" #132003 ¥39,380
SHIRT / SOUTIENCOL SANFRANCISCO 2014 #212010 CANCLINI RANDOM CHECK(27) "A" ¥23,980
PANT / F.O.B. FACTORY F1134 "PIQUE 5P PANT" ¥15,400
BAG / BILLINGHAM "TATTON TOTE" ¥49,500
この靴の評判を小耳にはさんだ、
世界的な靴評論家のデバート・ロニーロ氏が緊急来日。
コレハファッキングレートダゼ!!
と大絶賛。
残念ながら氏のサイズは45Hのため購入できず。
コレガハケルヤツハシアワセダゼガッデ~~~~~~ム!
と泣きながら帰っていきました。
履けるみなさんはぜひ。
きのうとけさの海
なかなかな、
夕陽でしたよ。
そしてけさ。
佐渡もくっきり。
タナベ
2023-09-24 13:06
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