ハンドニット・フィッシャーマンの代表です。 / INVERALLAN "3A" (2022.10.03.) [KNIT]
みなさん、こんにちは。
きのうもちょろっとお話した、
ホワイトハウスコックスの件。
ヤホートピックスにまで出てたそうですが、
この英国の名ファクトリーが、
2022年をもって廃業することになってしまいました。
コロナ以後の生産問題に加え、職人の高齢化、
社長のスティーブさんの体調面の問題などを鑑み、
今回の決定となったそうです。
ただ12月いっぱいは日本向けの生産を続け、
オーダー分はすべて完納になるとのこと。
輸入元であるグリフィン・インターナショナルの
在庫もほどほど潤沢にあるそうなので、
すぐに商品がなくなるような事態にはならないそうです。
ホワイトハウスコックスとは、
ノーザン創業以来のおつきあい。
南青山のちっちゃな古いマンションの1室が
事務所兼ショールーム。
社長のデビッドさんと
営業の佐藤さんのふたりだけでやってた時代。
バブルもはじけた、90年代の初めです。
オーダー入れにお邪魔したのが、
きのうのことのよう。
ワタシもまだ30ちょいでした。
佐藤さんに、
まい泉でとんかつをご馳走してもらったんだっけ。
このひとにはそのあともホントにお世話になって。
わけわからん若造をず~っと応援してくださいました。
ああ、ちょとウルウルしちゃうぞ。
なんだか遠くへきたもんだ、ですね。
最後に某編集者の、名言を。
"いつまでも あると思うな 親と定番"
みなさんもお元気で。
って、終わってしまうやないかい。
てなわけで気を取り直しての本日のご紹介は、
存続することに成功したこのニットを。
2022-10-03 12:45
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