FOBの新作は、渾身の一本 "M65 TROUSER" （2020.09.08）

みなさん、こんにちは。141です。

今日も新潟市は35℃予報。

暑いのは暑いんですが、今日のジテツー、ちょっと違和感が。

上半身はじりじりと暑さを感じるんですが、

サンダルを履いた指先はなんだか冷たさを感じました。

そんな、バカなことはないとおもうんですが、

きっとエアコンによる冷えとかが蓄積しているんでしょうか？

そういえば、虫歯でもないのに歯が痛かったり、ちょっと前は腰痛が。。

夏の疲れもたまってきているんでしょうね。

早く、涼しくなって疲れをふっ飛ばそう、とおもいつつ、今日はこちらの

素晴らしいパンツを。





F.O.B. FACTORY　F0490　"M65　TROUSERS"　￥25,300

現在完売中ですが、明日まで（９月９日）には、補充も届きます。 WEBページよりオーダーも可能です。入荷次第発送させていただきますので、どうぞよろしくお願いたします。

☆追記　予定よりも少し早く追加分が入荷いたしました。ご注文、ご来店お待ちしております！




今まで覚えているだけで、何型やったのかな～、FOBのカーゴ・パンツ。

フレンチにジャーマン・クロス、クラシコにこの間のやつと、その前と・・・

・・・え～と、え～と、覚えているだけでも５型くらいかな。

それらも素晴らしかったけど、今回のはさらにいいです！



古着好き、ミリタリー好きにはお馴染みのM65をモチーフに、

『現代のセンス』で仕立てました。



ドカンと太いシルエット。

最近太目のパンツが多い私ですが、なかなか太いパンツって難しい。

ジーンズはちょっとアレだし、チノパンなんかも

ちょっと間違うとダサダサですね。

太いパンツをめちゃめちゃカッコよく穿くといえばこの方。







キ〇タクだとか、ハリウッド・スターとかとは

また別のベクトルのかっこよさ。

それゆえなかなか周りには理解されないんですが(笑)、

このブログを見ている方々は、きっとみなさん好きなはず。

ウディ・アレンさんのように穿きこなすのは難しいですが、

軍パンならもっとハードルは低いです。




カーゴといえばのカーゴ・ポケット。



フラップ付きのポケットも



手の込んだ作り込み。




太いんで動きやすいんですが、タック入りの二―部分。



ポケットの袋布も手抜きなし。

これでキャップなんか作れそうなしっかり感。



脇にはアジャスター。

これは飾りではなく、ほんとに実用として。

インスタ動画でもご説明しますが、ウエストも大きい作りなので、

ここを絞ってからベルトで締め上げると穿きやすいです。

股上ちょい深めなので、少し引き上げて絞ると◎




カーゴ・ポケット内部のヒモや


裾のヒモも再現しました。

元々はカーゴ・ポケット内に物を入れて走り回る時に、

中身が動かないようにだとか、



止血帯の代わりに、というディティールなんですが、

ここにものは入れないし、今んところ脚を撃たれるようなことも

ないとおもいますので(笑)。

多分使わないかとおもいますが、細部も手抜きのない仕上がりです。




そしてこのパンツのキモがこの生地。

B9フライト・ジャケットを完全復刻した

FOBオリジナルのモールスキン生地です。


え？え？　モールスキンでパンツ？？！！

とおもいますよね。

普通、モールスキンというと



厚手で毛羽だったヘビーなものを連想しますよね。

これで軍パン作ったらコテコテですよね。

（こっちの生地では、また別なシルエットのえ～のが来るんです。）

ところがこれは全然違います。

我々も担当ONKさんに、確認したくらいに、

一般的イメージのモールスキンとは違います。

うまく言葉で説明できないんですが、、、



ベイカー・パンツのサテン地を、ギュッと高密度にして

さらに光沢感があってしなやかさもある生地です。

起毛感はほとんど感じられず、逆にさらっとした手触り。

めちゃくちゃコスト掛かってます。

縫製も、工場泣かせの手間＆細かいディティール多し。

だからこのお値段。

FOBの中では、過去２番目にお高いパンツでは？

でも、これだけの仕上がりを見ていただければ、『高いけど安い』

と、きっと納得していただけるんではないかと思います。

さてお次はコーディネートを。

コバヤシに、

『軍パンの典型的なコーディネートとは？』

と尋ねたら、

『フレンチ・ボーダー、白シャツ、ドレス・シューズ』

という答えが。

それには、まったく同感、そして大好きな合わせ。

カタギリも同じこと言ってたな～。

時代は繰り返す～というか、進歩ない我々(笑)。

でもこれはきっと自分のなかでは永遠のコーディネート。

要は軍人さんにならないよう、ヨーロッパっぽくキレイ目に、ということか。

あとはネイビー・ジャケットも加えたいですね。

ということで、



FILEUSE D'ARVOR　"BREST"　￥14,960

PARABOOT "CHAMBORD" CAFE　￥71,500

ダルボーのボーダーにも。

靴はパラブーツ。

何故かフランス物に相性のいいパンツです。

若い頃は軍パンにはアディダス・ローマにセント・ジェームス合わせてたかな。




NORTH　OF　HEAVEN LUCAⅡ　NHR-001 "THOMAS MASON"　￥22,550

ノースの白シャツにも。

※最近補充が入って、サイズも揃っております。



かなり



太めの



シルエットですが、軍パンなら抵抗なく穿けるとおもいます。



そしてネイビー・ジャケットにも。




CANDIDUM　"WINTER　LINEN　JACKET"　NORTHERN　SPECIAL　￥36,300




RED WING RW9411D　￥50,490

足元はミリタリー系ドレスのベックマンでバッチリ。





ボトムのバランスを変えると、フツーの合わせでも

すご～く新鮮な感じがするとおもいますよ～。

私のは、毎日穿いていますが、まだ洗ったのは３回だけ。

FOBのONKさん情報によると、若手のスタッフに穿かせていて、

穿きこむとアタリの出方がめちゃくちゃいいそ～です。

将来が楽しみなパンツであります。


☆OMAKE、今日は本編が長くなりましたので、さっと。

最近の休日は、エアコンの効いた屋内でレコード鑑賞＆ビール。

とくにこんな曲なんかで、昼ビールは最高です。

ジャケットも昼ビールだし(笑)。

ブルーグラスの楽しさや奥深さを教えてくれたこのアルバムより、

ウィリー・ネルソンのカバーを。





ではでは、また。

141